auひかり開通までの流れが気になっていませんか?本記事では、auひかりとは何なのかという基礎知識から、開通までの流れを紹介します。
そもそも「auひかり」とは?
「auひかり」は、KDDIが提供する光回線サービスです。auひかりが他社と違う点を挙げてみました。
- 自社の回線を使用しているため、スピード安定
- auのスマートフォンが安くなる
- セットアップ費用はほぼ無料
- 他社の違約金を支払ってくれる
ひとつひとつ丁寧に説明していきます。
自前の回線を使っているので、速度が安定している
auひかりは独自回線を使用しています。一方、ドコモ光とソフトバンク光は、NTT専用線のインターネットサービスを提供しています。ここが大きな違いと言えるでしょう。auの単独回線は、NTTの回線と違って利用者が少ないため、混雑も少ないです。実際、auひかりの回線スピードに関するレビューを覗くと、多くの人が満足しています。フレッツ光、ソフトバンク光、OCN光などのNTT回線を利用していて、速度に満足していない場合は、乗り換えることで速度の問題を解決することができます。動画を見たり、ゲームをしたりする人は、ストレスなく楽しむことができるでしょう。
auスマートフォンが安くなる
auひかりでは、auスマートフォンとの組み合わせで料金が安くなります。そのため、auユーザーにとってauひかりは最もお得な回線の一つと言えるでしょう。auスマートバリューとして、スマートフォンとのパッケージ割引が受けられます(auひかりとセットでスマートフォンが安くなる割引サービスを「auスマートバリュー」と呼んでいます)。家族全員が受けられる割引額を合算すると、相当な値引き額を享受することができるでしょう。ただし、月額550円(税込)の「ひかり電話」を申し込む必要がありますのでご注意ください。また、スマートフォンの定額割引である「スマートバリュー」を適用するためには、3社とも電話サービスに+550円(税込)が必要となります。そして、このサービスを利用すると、一戸建ての場合は5,610円(税込)、マンションの場合は4,180円(税込)程度です。なお、マンションによって金額が変わるので注意してください。
大きなキャッシュバック
auひかりの大きなメリットのひとつは、大きなキャッシュバックが得られることです。auひかりには、「プロバイダー」「代理店」「au」の3種類の申し込み窓口があり、それぞれでキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
auに直接申し込むと、あまりキャッシュバックはありませんが、auひかりはほかに高いキャッシュバックがあります。ただし、サービス提供者によっては、意図的にキャッシュバックを困難にしたり、高額なオプションを必要とする場合もあるので注意が必要です。ちなみになぜ高額なキャッシュバックを受けられるのでしょうか。auひかりの場合、会社同士の競争があります。業者がauひかりをたくさん売ると、お客さんの数に応じてauからお金がもらえるので、そのお金の一部を現金として還元することで、利益を得ることができます。
auひかりの高額キャッシュバック実施窓口はこちら、auひかりのネットのみで50,000円のキャッシュバックを実施しています。
auひかりは多くの代理店やプロバイダーが存在するため、キャッシュバックと言う形で競争しているわけです。そして私たちは競争によって、充実したキャッシュバックを手に入れることができます。なお、auひかりにもプロバイダーが必要で、7社の中から選ぶことができますが、その料金は月額利用料に含まれています。どのプロバイダーを選んでもサービス内容に違いはないので、各社ともキャンペーンでユーザー数を増やしたいと考えています。
工事費が実質無料であること
auひかりの工事費はほぼ無料なので、多くの場合、新規契約をしやすいサービスとなっています。以下は一例ですが、他社の工事費は2万円程度の場合が多いです。
- フレッツ光:19,800円
- エキサイトひかり:19,800円
- OCN光:19,800円
- So-net Hikari:19,800円
- @nifty光 19,800円
- ぷららひかり:19,800円
- ソフトバンク光:26,400円
auひかりが実質無料なのは、工事費を以下のような分割払いにして、月々の料金から均等に差し引いているからです。
- 一戸建て:41,250円(税込)=687.5円(税込)×60回
- マンション:33,000円(税込)=1,375円(税込)×24回
もちろん、途中で解約すれば割引はなくなり、費用負担となりますが、長くご利用いただくことで、実際の工事費は0円となります。また、引越しの場合は、新規利用者向けの割引がありますので、工事費は2,200円(税込)となります。
他社の違約金も含まれる
auひかりニュースタートサポートは、他社への乗り換え時に発生する違約金を最大3万円まで負担するサービスです。スマートフォンを利用してauに乗り換えたユーザーが、新たにスマートバリュー端末を2台以上登録すると、1契約回線あたり1,000円×10ヶ月分のキャッシュバックを受けることができます。
なお、契約期間内に解約した場合は、11,000円(税込)の違約金が発生します。ちなみに、お申し込み時に「auスマートバリューに加入している」または「他社の違約金相当額が10,000円(税込)以下」の場合、違約金は適用されません。
auひかりの開通工事まではどのような内容?
auひかりの申し込み方法はいろいろなものがありますが、一般的には以下のようになります。
auひかりへ申し込み
Webから申し込みを行い、翌日には書類が届きます。申し込んだ内容に相違がないか、書類内容をよくチェックしておきましょう。
電話確認
申し込みから4日後には「KDDI開通センター」から電話によるチェックがあります。電話の内容としては、auひかりについてのエントリー内容の確認、開通工事日の日程確認といった主に2つです。具体的には本人確認のための個人情報と、開通工事の日にち(午前か午後)を電話口で伝えます。覚えておきたい点として、細かい工事の時間は指定できないことです。
ゆとりがあれば平日昼間の午前中に依頼すると良いでしょう。なお、auひかりはKDDI回線とNTT回線を用いているので、場所によっては段取りが異なる部分はあるかもしれません。
開通工事の立会
宅内に設置する機器(ホームゲートウェイ)が自宅にやってきた後、工事日がくれば開通工事が行われます。工事は屋外から宅内に光ファイバーを通すために行われ、宅内に作業担当者が立ち入ります。
そのため開通工事は立ち会いが必要不可欠です。ちなみに、LANを通す場所をあらかじめ決めておき、ホームゲートウェイを設置する場所はキレイにしておくと当日の作業もスムーズになりますよ。工事が終わることができたなら、パソコンやルーターと宅内機器を接続・設定してauひかりの利用開始です。
よくある質問
戸建て住宅での工事内容は?
一戸建ての場合、KDDI(またはNTT)の光ケーブルを家の近くの電柱から家の中に引き込むのが主な工事です。順調にいけば、約2時間で完了します。
壁に穴はあける?
外壁に大きな穴を開ける施工はしません。引き込んだケーブルは、引き留め用の金具や金物ではめます。固定治具の取り付けの際に壁に小さな穴をドリルであけることはあります。そこから光ファイバーのケーブルを屋内に引き込む際は、基本的にエアコンのダクトや電話線の配管を通します。
光ファイバーをダクトの中に通すことがどうしても必要な場合を除き、光ファイバー用の穴を新たに開けることはありません。新たに開ける場合、壁に直径10mm(約1cm)程度の穴を開ける必要があります。なお、貸家で穴を空ける必要がある場合、必ず大家さんやメンテナンス会社、不動産などに確認しましょう。また、賃貸でも穴を開けないこともあります。壁に一切穴を開けることなく工事が完了するのですが、施工内容としては屋根にあったフックや雨どいなどをタイラップ(撤去可能なもの)や両面テープで止めただけになります。
集合住宅での工事内容は違う?
集合住宅のauひかり開通工事に求められる時間は、やはり2時間程度です。集合住宅ともなりますと、その建物で取り扱われている方式によって若干工事内容は違いますが基本的には同じです。マンションの共有部分に用意されている光ファイバーのケーブルを部屋まで配線するのがメインの流れとなっています。
光ファイバーのケーブルは、戸建てと似たようなもので、エアコンのダクトや新規の穴あけで自室に引き込まれます。あとは電話線の配管や光コンセントなどを通じて、自室内のONUやホームゲートウェイとケーブルが繋がり、工事は無事に完了です。
開通工事までの期間は?
auひかりの開通に求められる期間は、戸建て住宅と集合住宅で異なっています。集合住宅の場合、混雑していなければ2週間程度で着工しますが、戸建ての場合は1〜2ヶ月かかります。引っ越しを機にauひかりを契約するケースや、光回線を他社から切り替える場合は、工事着手の猶予に基づいて、早めに申し込んでおくことをおすすめします。
工事費用はどのくらい?
auひかりの工事費用や契約時にかかるその他費用は3万円程度で、「分割払い」あるいは「一括払い」はできるものの、どちらにしても大きい金額となります。ちなみにSo-netのキャンペーンを使用する事によって、工事費用が実質無料となります。さらに月額料金も割り引きとなるため、負担を減らしてauひかりをうまく使いこなしたいひとにはお勧めの選択肢です。
まとめ
auひかり開通までの流れを紹介しました。auひかりを検討しているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
auひかり以外にも多くの光回線がありますが、auひかりのサービスエリア内でない方はフレッツ光のコラボレーションモデルである光コラボならサービスエリア広く、料金もお得に利用することができます。
光コラボのキャンペーンを含めた実質料金など、簡単に比較できます。ぜひ参考にしてくださいね。