光とADSLの違い

光インターネットとADSLの違い

光ファイバー回線とADSL(電話回線)の大きな違いは通信速度と安定性の違いです。 アクセスラインの速度は光が一般的に最大10Gbps(10000Mbps)なのに比べてADSLは47Mbpsと数字の上でも光 の方が速そうですが、さらにADSLの場合はNTTの基地局からの距離にも大きく左右されます。 一般的にNTTの基地局から遠ければ遠いほど通信速度・安定性は下がるといわれます。

フレッツ光

フレッツ光は光ファイバー専用回線を使用するため、距離や外的要因による影響は受けず、 安定した通信速度を確保できます。ノイズなどによる信号の減衰が少ないために、上り下りに関係なく最大10Gbps(10000Mbps)の 速度を維持し続けることができます。

工事期間

通常はお申込みをしてからフレッツ光回線が接続されるまで1~2ヶ月程度かかります。 最近では1~2週間で工事が完了する地域も増えています。光ファイバーがあらかじめ 引き込まれているアパートやマンションの場合は、約1、2週間で開通となる場合もあります

auひかり

auひかりも光ファイバー回線を使用するため、距離や外的要因による影響は受けず、 安定した通信速度を確保できます。アクセスラインも最大1Gbpsです。

工事期間

KDDIグループの光ファイバー回線網であれば、比較的早く開通できるようですが、 NTTの光ファイバーを借り受けて「auひかり」として提供するエリアは数ヶ月時間がかかることもあるようです。

ADSL

ADSLは「伝送損失」という現象によって、自宅や会社の場所(インターネット接続を行う場所)がNTT基地局から遠ければ遠いほど通信速度が遅くなります。また、通話によるノイズやその他家電製品によるノイズなどにも影響を受けやすく、時間帯や状況によっては速度が大きく変化することもあります。

工事期間

ADSLの場合は、通信に従来の電話回線を使用するため、 電話回線を設置されている場所であれば、工事の必要がなく1週間程度で ADSLのインターネットが開通できます。 ただし、現在ではADSLのサービスは徐々に少なくなっており、先々はADSLのサービス自体が終了する予定となっています。